A、子どもの笑顔 B、家族友人の笑顔 C、職場の笑顔 D、受講生の笑顔

C、職場の笑顔


1分の指力

“医療現場の40代同僚にきゅるきゅるポンを実践。いったい何をされるのか不安な表情はすぐに笑顔に。それを見てた周囲も笑顔に。1分にも満たない行為で笑顔にできるなんて。嬉しくて、もっと多くの人に触れたくなりました”

みんなで守っています。安心して

“ご主人を亡くされ、うつ状態の80代一人暮らしの女性。訪問時すぐに涙を流され寂しさを訴えており「みんなで守っているから安心してください」の気持ちを込めてメンタルハンドケアを実践。受講中のため練習状態でしたが、手を触れながらご主人のお話、子どもさんの気持ちなど会話しているうちに「気持ちが落ち着き、よかった」と言って頂きました”

不穏にならなくても大丈夫

“70代の認知症男性。大声を出しているため別室に来て頂き、オイルはなかったが、落ち着ければよいと思い「不穏にならなくても大丈夫。落ち着いてください」の気持ちを込めメンタルハンドケアを実践。声は続いていたが笑顔で行った。終了して気づくと、利用者さんが穏やかになっていて、自分でもビックリ。技術はまだまだでも、気持ちが伝わるのかなと思った”

いつまでも小学生の母親と

“90代の認知症女性の早朝(4時)起床の理由は、小学生の娘(娘も高齢者)を学校に送り出すため。不穏な女性に「学校は今日は休みだから早起きしなくていい」と話しながら行う。やがて焦りや不安は軽くなったようす。昼間とは異なる顔つきになり、頑固で人を寄せ付けない認知症の方が、手に触れ、話を聴き、メンタルハンドケアを行うことで、やさしい表情になる様子が印象的”

問題の多い人こそ

“徘徊、多動、帰宅要求、不穏気味の、拒否の多い80代認知症の女性入居者に、きゅるきゅるポンを実践。はじめる前は冷たかった指先。本人から「温かくなった、おもしろい」と話され、問題多い方に接するきっかけになった”

いつの間にか触れている

“メンタルハンドケアの初級を受けて介護現場に入職し、自然に利用者様の手を取っている自分に気づきました。認知症の方も「あなたの手はあったかい手だねェー」と毎回同じことを言って触れてきますし、意識度の低下された方も手を触れるとこちらを向き微笑んでくれるようになりました”

居眠りしない人が

“介護現場の明るく落ち着きのない80代の認知症女性にきゅるきゅるポンを実践。すると、コックリコックリと居眠りをされ、普段居眠りをしない方だったのでビックリしました”

上司へのねぎらい

“介護現場の職場の上司二人に「お疲れさまです」の思いを込めてメンタルハンドケアを実践。始める前、少し血行が悪いと感じた40代の男性上司は、手先に赤みが出て「すごく軽くなった」と言い、40代の女性上司は「気持ちが良くて眠くなる」と。技能はまだまだですが‘ありがとう’と言われ嬉しかったです”

一時でも幸せに

“不満やイライラの多い80代の認知症の女性患者にメンタルハンドケアを実践。特に会話せず静かに行うが、終わると「気持ち良かった、ありがとう又やってね」と。その後はまた元の状態だったが、一時でもホットしてもらえて良かった”

冷たく酸素が測れない指が

“90代の女性入居者の二人にメンタルハンドケアを実践。一人の女性は実践前、大声を上げたりとても不穏が強く、しっか握ったままの手の甲に行うと、やがて落ち着いた。もう一人の90代女性は、血圧と酸素を測るために手を触ると、特に指先が冷たく酸素を測れない。実践後は手が温かくなり酸素も測れた”

口より態度で

医療現場の管理職の受講生。“認知症や不穏な処遇困難患者の、緊急避難として自分のもとにつれて来られる患者に、メンタルハンドケアを実践。やがて落ち着き、穏やかになる患者を横目で見ている職員に、管理者として説教でなく、実践して見せられ、良い指導になったのでは?また職員へのメンタルハンドケア実践でも関係改善効果に驚き”

今日のあなたに元気をあげたい

“とても落ち込み、元気をなくして事務所に戻ってきた同僚。「20分程で元気が出るおまじないしてあげるよ」と提案。「今日のあなたを元気にしてあげたい」との思いを込めメンタルハンドケアを実践。終わると「ああ気持ち良かった。腕も気持ちいいけど、心も軽くなったのでまた元気に仕事に行ける」と言ながら次の訪問先に出ていく姿に安堵しました”

死の恐怖に寄り添う

セミナー受講後、ホスピス現場に入職した中級コースの受講者“初級の‘重い課題を抱えた人に寄り添う’の講義を受講し、実際に小さな子供の癒される顔を見る喜びを与えられました。こどもへのきゅるきゅるポンは精神の安定を確認しました。その後、40代前半のまだ若い末期がん患者の担当になりメンタルハンドケアを実践。会話で心が癒えるのではなく、体の一部に触れることによって寄り添い、信頼関係が生まれ、顔の表情一つで解り合える体験をしました。ターミナルケアの場合はその日の状態によって時間、強弱、接触部分もまちまちでしたが、死への恐怖感、不安感を、少しで平安な一時を持っていただきたいと、願わずにはおれませんでした”

朝まで心配で

“一晩中徘徊される認知症女性。夜勤で入眠前にメンタルハンドケアを実践。実践後、いつもと違い穏やかに入眠されたのは良かったが、毎晩皆を困らせる方が、一度も起きない初めての出来事に、実践者の私は心配で何度も様子を見に行く羽目に。驚いたのは朝。毎朝モウロウと全てに介護を要するその人が、ニコニコと着替え、歯磨き、食事をされ、信じられない行動変容に接触介話の力を実感”


開発者のつぶやき

かつて人生50年時代の人々は、家事・労働・子育て何するにも五感を研ぎ澄ませ、手足を酷使する辛苦の歴史。自然との共生=自然の厳しい洗礼、あがなえない命や掟に生きた人々。 前人を幼虫・蛹の時代と考えるなら、我々は羽化し突然変異した蝶?その身に輝く鱗粉は情報・競争・グローバル化の100年寿命の蝶の装い。その生態系は、生活・労働・全てに日々進化を求められ、競争や膨大な情報の波に足元すくわれる、さながら地に足つかぬ迷える蝶?    いや、前人には極楽蝶に映るかも。しかし当の我々は、大人も子供も、一様にストレス社会を訴える。そんな前人未踏の地に迷い込んだ我々現代人の言い知れぬ不安。ふと手をみる。 そんな難しいことを考えて開発したわけではないけれど、接触介話セミナーで見せる生徒の満面の笑顔、笑顔に、美しく舞う蝶の姿を思うのは、私だけかしら。 詩人の金子みすゞなら、きっと「いいえだれでも」と言ってくれるかなと。

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玉城まさゆき